ネイルの資格を発給している二つの団体

ネイルの資格を取得していないとネイリストになれないというわけではありませんが、就職に関してもその後のネイリストとしての未来のためにも是非取って起きたいのがネイリスト資格です。

 

ところで、そのネイリストの資格を発給している団体が日本には現在二つあるのはご存知でしたか?

 

その二つの団体は日本ネイリスト協会(以下JNA)という団体とインターナショナルネイリストアソシエーション(以下I-NAIL-A)という2団体です。

 

どちらもNPO法人(特定非営利活動法人)でJNAは1985年に設立され、一方のI-NAIL-Aは1999年に設立されました。

 

JNAは歴史が古いこともあり認定ネイルサロンが日本全国で951店舗あります。もうひとつのI-NAIL-Aは認定サロンというものはありませんが、どちらの団体もネイル業界の発展のためにネイリストの知識と技術の向上を目的としたセミナーの開催、コンペティションと呼ばれる技術大会の開催、プロモーション活動やネイリストの啓蒙活動などネイリストの関連するさまざまな活動を行っています。

JNAのネイリスト資格のクラス分けと資格取得条件

JNAが発給しているネイルの資格は以下の通りです。
JNAジェルネイル認定資格

  • ジェルネイル資格初級

  • ネイルケアの基本とジェルネイルの施術に必要な基礎的な技術と知識を身につけていることが合格条件。
  • ジェルネイル資格中級

  • ネイルケアとジェルネイル施術に関してサロンでの実際の作業に必要な技術・知識の習得が資格発給条件。
  • ジェルネイル資格上級

  • ジェルネイルのスペシャリストとして認められる資格でジェルネイルの施術・衛生管理の総合的な知識と技術をマスターしていることが合格条件。

JNECネイリスト認定資格
JNAがネイリストの資格試験の実施のために立ち上げた傘下団体がJNECと言います。そのJNECが実施している資格検定に合格する事がJNAの発給するネイル資格の取得条件です。

  • 3級

  • ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術及び知識の習得が合格条件
  • 2級

  • サロン実務に通用する技術と知識、アート・チップ・リペアの知識および技術のマスターが資格取得条件。
  • 1級

  • ネイルに関するすべての技術と知識に於いてトップレベルの習熟度が求められる資格。

JNA認定講師資格
日本ネイリスト協会の認定校で認定講師として活動できる資格で実技・知識。ネイル業界の今後の発展に尽力できる人が条件の資格。
検定試験内容は、総合的なものを習得していることが求められます。認定講師資格発給の条件もレベルが高いですね。

I-NAIL-Aが発給するネイリスト資格の種類と合格条件

I-NAIL-Aのネイル資格はネイルスペシャリスト技能検定という試験に合格することで与えられます。全部で5種類のクラス分けがありますが、検定の種類は3種類です。
主に学生や初心者を対象としたネイルスペシャリスト資格がA級・SA級。サロンワークに必要なプロフェッショナル資格がPA級・AA級・AAA級。というカテゴリー・クラス分けです。

 

アマチュア向けのネイルスペシャリスト資格

  • A級

  • 基本的なネイルケア・カラーリング(赤)が技能検定の実技試験で実施されるメニューです。合格点80点以上
  • SA級

  • ネイルケア チップオーバーレイ カラーリング(パールホワイト)が検定実技のメニュー。合格点80点以上

 

プロフェッショナル向けのネイルスペシャリスト資格

  • PA級
  • AA級
  • AAA級

ネイルケアの総合的な知識。ネイルチップ・アクリルスカルプチュア(クリア・フレンチ)・カラーリング(マットレッド・ホワイトパール)が実技検定の項目です。
このそれぞれの実技でPA級は60点以上、AA級は70点以上、AAA級は80点以上を獲得することが合格条件になっています。

 

JNAとI-NAIL-Aの特徴

JNA・I-NAIL-Aともにネイル業界の発展と関係者への啓蒙活動、技術と知識の普及を主な目的としていますが、JNAは国際的な日本のネイリスト業界の告知などが活動内容に含まれています。一方のI-NAIL-Aは、日本国内での身障者や高齢者への技術支援、知識の普及なども活動内容として含まれており、この両団体では若干の性格的な違いがあります。